はじめに
DeskMini 110はチップセットというかintelの制約上第八世代のCoffeeLakeを動かすことができない。しかし、有志の方々のおかげでその制約を突破が可能となった。ただし、動かすCPUは前世代に同様に存在した4コアのもの(i3-8100等)が望ましいそうだ。
詳しい記事を書きました。
手法
大まかな流れは、諸々のツールでBIOS改変!→改変済BIOSをflashする!!
といった非常にシンプルである。
世の中は広いもので同じことをする人は大勢いるのである。 *1
中でもこの中国の先駆者兄貴に感謝をしつつ作業をすすめると楽。なんと彼はgithubでまとめてくださってる。謝謝!!!google翻訳の中国語→日本語の精度は高くないが、中国語→英語の精度は非常に高いのでそれを利用するといい感じに読める。しかも彼は改変済みBIOSを上げてくれているのでいきなりそれを書き込めばいろいろと手順を省くことも可能かもしれないがおすすめしない。
https://github.com/damnnfo/DeskMini-110-COM
したがって詳細な手順は上記の手順を読むといい。本文中で執拗に登場するSKL/KBL/CFLはそれぞれSkyLake/KabyLake/CoffeeLakeの略である。ちなみに同様に執拗に出てくるUの意味はわからなかった。中国語得意な方ぜひ教えてください。ただし、彼はDeskMini 110 COMと呼ばれる特殊モデルを利用しているので、気をつけてもらいたい。と言ってもさしたる違いはないので気にする必要はない。
上記手法で改変済みBIOSができたあと書き込み時にはいろいろな方法があるが、僕はUBU.datを用いてBIOSを正式なものに偽装し、instant flashを用いて行った。素の改変済みBIOSをinstant flashを用いてflashしようとするとセキュアチェックに引っかかってしまうので注意。そして、CPUを載せ替えてやると――無事起動する…はず。
万一BIOSが飛んでしまった場合は先駆者の教えに習うといいかもしれない。
https://www.ragemax.com/2018/02/restore-deskmini-b250.html
結果
今のところ僕の環境ではi3-8100はDeskMini 110で問題なく常用できている。かなり心配してたiGPUも1080p環境ではひとまず問題なさそうである。
グラフィックのドライバーがなかなか自動で当てられない場合はintelのサイトからuhd630向けのものをダウンロードして用いたら良いと思われる。
(番外編)欲張りやさん
なんてよくばりなんだろう。てか中国人のDeskMiniの愛用者おおすぎるのでは。謝謝!!
https://github.com/monotone/Hackintosh-EFI-for-deskmini-i3-8100